伊豆の伊古奈比咩命は「賀茂族の姫」と伝承され、 『延喜式』神名帳に記される伊豆国の名神大社五社の內、 伊豆三島神社(三嶋大社) 伊古奈比咩命神社 阿波神社(阿波命神社) 物忌奈命神社(阿波神の子) の四社が鎮座するのは、伊豆国賀茂郡でした。 awan…
逮于人定、大地震。 挙国男女叺唱、不知東西。則山崩河涌。 諸国郡官舍及百姓倉屋、寺塔、神社、破壌之類、不可勝数。 由是人民及六畜多死傷之。 時伊予湯泉没而不出。土左国田苑五十余万頃、没為海。古老曰、若是地動未曾有也。 是夕、有鳴声、如鼓聞于東方…
今回は、伊古奈比咩命について、このシリーズにおける番外編として、また備忘録として書くことにします。 実は、江戸時代のある史料(このあとの回で公開)をFacebookで紹介し、みなさんの意見を聞いた中で、ある古代史研究家の方から驚くようなコメントをい…
My Favorite Song youtu.be My blog 空と風 へようこそ。 2006年から Yahoo!ブログを書いていましたが、サービス閉鎖に伴い、それまでの記事をはてなブログに引っ越しました。 元は黒色背景でしたので、記事の一部が配色の関係で読みづらくなっています。リ…
awanonoraneko.hatenadiary.com 19 - ⑤に書いたように、『增訂豆州志稿』(明治21~29年)には 長濱神社は今明神と云ふ 長濱村村社 祭神 阿波咩命 なるべし 式内長濱神社也 按ずるに当社は 神集島(神津島のこと) 長濱神社 の分祠にて阿波賣命を祀るならん …
awanonoraneko.hatenadiary.com 前回、阿波咩命を御祭神とする長浜神社の鎮座地に、長浜、長井崎、長瀬、長岡という「長」地名群の他、伊豆葛城山がそびえることを紹介しました。 阿波国と紀伊水道を挟んで向かい合う紀伊国。流れる川も同じ吉野川(紀の川)…
再び「長浜」の神に戻ります。 伊豆国田方郡(現沼津市)に、まさにその名のままの式内社「長浜神社」が鎮座します。御祭神は 阿波咩命 です。 何度も言いますが、本来、神社名は「御祭神名+社」です。「長浜(地名)+神社」(ながはまじんじゃ)ではなく…
事任八幡宮 本宮 Facebookページより 遠江國一宮(一説)は、式内社 遠江國佐野郡 己等乃麻知神社 といいます。 御祭神は、己等乃麻知媛命(ことのまちひめのみこと)です。 ※ 遠江国(とおとうみのくに)古くは遠淡海国(とほつあはうみのくに)と表記。現…
朝倉神社 前回、「もうひとり、有名な 天石門別神の娘 と云われる女神がいらっしゃいます」と締めくくった、その女神が坐しますのは、阿波ではなく、土佐国の朝倉社です。 awanonoraneko.hatenadiary.com awanonoraneko.hatenadiary.com 勝浦(桂)浜と長浜 …
awanonoraneko.hatenadiary.com 次回で答えを書く、と息巻いたものの、脳内で下書きし始めた段階で「とても無理」という結論に達しました。大目に見てやってください。 前回書いた「長浜」という地名について、全国に点在する長浜のうち、阿波国に関係ありそ…
式内社 阿波國那賀郡 賀志波比賣神社 阿南市津乃峰町東分の津峯神社が当社に当たりますが、同見能林町柏野にもその元社と伝わる賀志波比売神社が鎮座します。 御祭神・賀志波比売命を主祭神とする日本唯一の式内社ですが、唯一であるがゆえ、この賀志波比売…
八咫烏 2012年に『鳥の一族』という古代史の記事を書き、その概略として「日本を建国した大国主一族という名の阿波忌部」を纏めました。過去に小生が書いたものの中では一番アクセスの多い記事です。 内容については、自分が間違っていたと気づけば、いつで…
金刀比羅宮 画像「うどん県旅ネット」 実は私、Facebookもやってるんですが、けっこう楽しいですね。特に、卒業以来会っていない小中高の同級生と、何十年かぶりに繋がれたりして感激することがあります。 最近「友達」になった高校時代の同級生の投稿を見て…
一方そのころ、我が日本はどんな姿だったのか? 漢書 卷二十八下 地理志第八下 燕地条 然東夷天性柔順 異於三方之外 故孔子悼道不行 設浮於海 欲居九夷 有以也夫 樂浪海中有倭人 分爲百餘國 以歳時來獻見云
上古の日本の姿を知りたいと思った時、まず史料とすべきものは8世紀の記紀となりますが、当然それらが編纂された時代以前の歴史は、各氏族間に何世紀も語り継がれた神話や伝承となります。もっとリアリティのある史料を求めると、中国史料を参考にするほかな…
又經十餘國 達於海岸 裴清が達した「海岸」とは一体どこか? 倭王遣小德阿輩臺 從數百人 設儀仗 鳴鼓角來迎 倭王の都の海岸です。 都於邪靡堆 則魏志所謂邪馬臺者也 都とは、つまり、倭国の都である邪靡堆(やまと)の海岸です。 先に書いたように、この記録…
明年 上遣文林郎裴清使於倭國 度百濟 行至竹島 南望𨈭羅國 經都斯麻國 迥在大海中 又東至一支國 又至竹斯國 又東至秦王國 其人同於華夏 以為夷洲疑不能明也 翌(608)年、皇帝、文林郎、裴清を倭国に使わす。 百済を渡り、竹島に至り、南に𨈭羅国を望み、都…
『隋書』倭国伝 倭國 在百濟新羅東南 水陸三千里 於大海之中依山島而居 魏時 譯通中國 三十餘國 皆自稱王 夷人不知里數 但計以日 其國境東西五月行 南北三月行 各至於海 其地勢東高西下 都於邪靡堆 則魏志所謂邪馬臺者也 古云去 樂浪郡境 及帶方郡並一萬二千…
夏、殷、周、秦の始祖は黄帝の子孫(らしい) いきなり主題から外れますが、『隋書』倭国伝の中には、かなり興味深い記述がありますので、その点に関し若干予習したいと思います。 文章をまとめるのが面倒なので、今回は主としてWikipedia等から引用抜粋(一…
前回、次は「他の中国正史に見る邪馬臺國の位置について書いてみようかな?」な~んて書いてから早2年が過ぎました。(笑) 前回「後漢書に見る倭国」で「当時の中国側から見た倭国の範囲とは広くとも西日本」と書きましたが、まずその外枠を確認したいと思…
日本一社 延喜式式内社 阿波國名方郡 多祁御奈刀弥神社(たけみなとみ)神社 鎮座地 徳島県名西郡石井町浦庄字諏訪213-1 御祭神 建御名方(たけみなかた)命 八坂刀賣(やさかとめ)命 (徳島県神社誌) 延喜式内小社。歴代藩主蜂須賀候の尊崇極めて篤…
約10年前、田舎に戻って感じたことの一つが「最近の軽トラはかっこいいなぁ」というものでした。何がかっこよかったかというと、オーバーハングの短さ(というか、ほぼゼロ)からから来るスタイルの良さです。DA17Vのかっこよさも、この部分の要素は大きい…
ちょうど約一ヶ月で1000km走りましたので点検に出しました。 いやあ、なかなかいい車で、かなり気にっているんですが、この車、仕事用に買ったんですよね。 黒ナンバー、取ってるんです。 まだ、仕事では、1kmも走ってませんが、大丈夫でしょうか?…
もともと、この手の車には全く興味がありませんでした。 仕事で軽バンが必要になったので買ったにすぎません。しかも、その中でエブリイを選んだのは、我が家の隣がスズキの代理店だからです。近所付き合いが優先で、他のメーカーの軽バンは購入対象外でした…
我が家のエブリイは、新車納車時からステアリングセンターがずれていて、ほんの少し左に切れています。ジムニーの時も納車時に右に切れていました。気にしなければ気にならない程度なんですが、私は不快に感じるタイプなんです。 ジムニーは、納車直後から3…
レーダー探知機を付ける予定はありませんでした。昔はずっと付けていましたが、その頃もユピテル製品でした。当時のレーダー探知機といえば、スイッチはONとOF、感度調整くらいで、性能的には誤作動しまくりでした。(どのメーカーでも) 価格的にはいつの時…
部屋に戻って考えたんです。 電気はちゃんとLED灯まで来ているんですね。それでちゃんと点かないというのは、これは電力(電流)不足なんじゃないの?もしかしてだけど。 ということは、考えられる原因としたら、0.2sqの配線コードじゃないの? ということで…
不器用かつ面倒くさがりのため、車いじりはそれほど好きではありません。 それでも、若いころは、マフラーや足回りを交換したりはしたんですが、電装系となるとさっぱりです。 シガーソケットから電源を取るレーダー探知機ぐらいが関の山ですね。 エブリイも…
ブリヂストンのバン用低燃費タイヤ、ECOPIA R680です。 商用車用ですから、重量に対する剛性が確保されているのはもちろん、側面のヒットに対するプロテクターまで設けられています。仕事でこの車を使う身としては偏平率の薄っぺらいタイヤは履けませんね。 …
いわゆる鉄チンです。 太平タイヤオリジナルブランド、TTDです。 タイヘイ・タイヤ・デイトナ風、でしょうか?(笑) 体重計で、5.2kgです。 価格も安いですが、安物のアルミと同じくらいです。 サイズはノーマルと同じで、オフセットのみ+45から+3…