レーダー探知機を付ける予定はありませんでした。昔はずっと付けていましたが、その頃もユピテル製品でした。当時のレーダー探知機といえば、スイッチはONとOF、感度調整くらいで、性能的には誤作動しまくりでした。（どのメーカーでも）
価格的にはいつの時代もほとんど同じなのに、20年ぶりに買ったレーダー探知機は、すさまじく進化しています。
もう興味を失っていたレーダー探知機を何故買ったかといいますと、第一にエブリイにタコメーターが付いていないからです。グレード的にはJOINターボには付いていますが、私のPCを含め他のグレードには設定されていません。私はタコメーターのない車なんか乗ったことがありません。それに、５AGSがどんな仕事をしているか分からないじゃないですか。
いや、音と変速ショックで（笑）分かるんですが、目で見たいじゃないですか。
車両についているOBDⅡを利用するシステムで、エンジン回転数だけでなく様々な車両情報を表示することができます。たとえば、同じくエブリイにない水温表示なども可能です。
小さい画面ですが、マルチメーター表示すれば、もうまるでR35GT-Rかよ、という感じです。
OBDⅡは、DA17Vの場合、画像のマークのあたりの裏側にむき出しで下向きに付いています。
OBDⅡが付いていればどの車両でも個々のレーダー探知機が問題なく作動しすべての機能が使えるというわけではなく、対応表は各メーカーから公表されています。
DA17Vの場合は、ユピテルを含めどのメーカーでも最新（2015・9月現在）の対応表に適合情報がありません。
まあ、 DA64で使えていたものがDA17で使えなくなることもないだろう、ということで、買ってみることにしました。
OBDⅡアダプターは、装着前に、ディップスイッチというものを各自動車メーカーに合わせてセットしなければ作動しません。スズキは画像の通り4番だけが下になるようセットします。
非常に小さいスイッチなので、何か先の尖ったもので押します。私は爪楊枝を使いました。
これです
本体は、両面テープで直接貼り付けるか、画像の台座にセットして貼り付けます。
丸印の部分にセットしますが、この部分を上下逆さまにすることで本体の高さ（下との隙間）を2種類に変えられます。これはなかなかのアイデアです。
設置場所は画像の位置が定番で、エブリイもちょうどこの場所はフラットになっているので貼り付けやすいし、配線の露出が一番少なくて済むので、見た目がいいです。
ただ、私は、メーター類は左に配置するのが好きですし、視線移動も右を見たり左を見たりしないでいいので安全です。（ナビなど付いている場合はなおのこと） ということで、オーディオスペース右のエアコン吹き出し口の上に付けることにしました。
これがOBDⅡです
アダプターを刺します
Aピラーを外し上からケーブルを引き上げます
エーモンの専用品を使いましたがハリガネで十分です
本体の正面まではダッシュボード先端の隙間に押しこみます
あ、その前に、接続状態で作動を確認しました。OBDⅡから同時に電源も取るので実に楽です。
初めて電源を入れた時は作動まで少々時間がかかります。作動するとご覧のように衛星電波の受信状況が表示されました。
デフォルトでは地図が表示されますが、目的はタコメーターでしたので、画面の設定をいじります。これは、エンジン回転数とスピードと水温を表示させたところですが、他にも表示する項目を自由に選べます。実は最初は他メーカーの探知機が候補でしたが、その機種のタコメーターの針が滑らかに動かない様子を動画サイトで見つけ、別サイトの購入者レビューにも同じ報告がありましたので却下しました。GWR103sdは自然に動きます。
台座は、取り付け場所がが平面ではないのでうまく付かず、集めのスポンジシートを一番下に貼り付けて調整しました。
回転数表示は若干のタイムラグが有りますが、通常走行では気になりません。
スピード表示は車のメーターより低く出ます。これはどの車種でも同じらしいです。GWR103sdはあくまでOBDⅡの情報を表示しているだけです。区間燃費や瞬間燃費も表示できますが、瞬間燃費もエブリイが表示するものよりかなり悪いです。OBDⅡの方が実燃費に近いイメージです。
区間燃費を正確に出すためには、満タン法を使い初期設定する必要があります。
探知機としての性能は十分。ボイス案内は女性の声4パターンと、男性の声、女性（英語）から選択できます。女性音声は一般的な音声のほか、アニメっぽい声とお色気全開の声があり、まあ、気分で変えるのも面白そうです。
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