空と風

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恐怖の志度山川線(動画)

 
 
徳島の酷道険道、数あれど、上級者コースの最たるのが、この県道3号・志度山川線です。
長いので興味のない方は前半飛ばして見てください。
 
ご覧のように、崖側はほとんどガードレールもなく、ところどころ崩れ落ちていて、斜面側もあちこち崩れて道路の半分位を埋めています。
 
木は折れて道をふさぎ、降りて退けなければ前に進めないような大きな落石が、真ん中に転がっていたりします。
 
シティ派のSUV乗りが興味半分でやってきたら、車が傷だらけになって涙目になるでしょう。
 
しかも動画のように道幅はギリギリで、一旦入ったらUターンはできません。
進むしかないのです。
 
もし本当に道路が、がけ崩れなどで無くなっていたら、同じルートをバックで引き返すしかないのです。
 
それを言うなら、もし対向車が来たら、同じことだということです。
 
ああ、怖いですねえ。
 
想像するだけで怖い。
 
Uターンできるのは、頂上の109(渋谷じゃないっすよ)峠のスペースだけです。
 
ただこの道のいいところは、木が多くて崖の下が良く見えないことで、恐怖感がやや薄れます。
落ちても、途中どこかで引っ掛かるでしょう。
 
 
この動画を撮った方は、2度目のチャレンジで、109峠まで行って断念しています。
 
ここから先がまた凄いんです。
路面はますます荒れていて、土砂崩れも多いのです。
 
私が通ったのは、もう何年も前ですが、その時はなんと、ここから先の下りの途中で前を行く普通車に追いつきました。
 
ありえねえ~!!と叫んだのを覚えています。
もちろん、車の腹をゴシゴシ擦りながらの最徐行でしたが。
 
今はもっと過酷な道になっているかもしれませんね。
 
ちなみにこの道は、年間通して車両通行止めなので、間違っても行かないように。
 
 
イメージ 1
 
その時の写真