井川町からスキー場のある腕山の横を通りすぎて、竜ヶ岳へ向かう道です。
スキー場へ向かうあたりまでは、舗装状態はまあまあです。
腕山を過ぎると、いきなり狭いです。ガードレールもありません。
だんだん素敵な道になります。
脱輪したら、永遠に発見されないでしょう。
初めて通る人には、竜ケ岳までの距離が異様に長く感じられることでしょう。
逆方向、R32祖谷口から東に向かって、竜ヶ岳を目指す道です。
サッカーボールくらいの落石がごろごろしています。
徳島の山道でサンルーフを開けたり、オープンカーで走るやつは、いつ死んでもおかしくないと実感できるでしょう。
ガードレールはあったり無かったり。
こちらのルートは水汲みに来る車とよくすれ違います。
ほとんどが香川ナンバーです。
ここもガードレールの切れ目から下を覗くと足がすくみます。
写真を撮るのもビビるくらいなので、ガードレールのある場所から。
水汲み場には、土日だと、たいてい順番待ちの車が並んでいます。
水が、ごぼごぼ溢れ出ています。
ご覧の設備は、ある企業が善意で作ったのだそうです。
しかし、実はこの山が個人の所有で、そうと知らず無断で作っていたことが分かり、自主的に撤去した、とかなり前に新聞に書かれていました。
今どうなっているかわかりません。実は私も長いこと行っていないのです。
水はとても美味しいです。
コーヒーを入れてもおいしいと嫁は言いますが、私は飲まないのでわかりません。
でも普通にお茶に使っても味が違います。
ここも教えたくなくて、今までブログに書いていなかったのです。
すでに有名といえば有名なんですが、これ以上車が増えても困るのでね。
写真を見てもらえばわかるでしょう。
対向車とすれ違うのも一苦労なのです。
この西ルートと東ルートをショートカットする道があるのですが、私の徳島の険道経験の中でもかなりキツイ道でした。
手にべっとり汗をかきました。
特に道幅の狭いところがあって、私の車で車幅というかタイヤ幅いっぱいいっぱい。
ズルッと横滑りしたら谷底に真っ逆さま、というしびれるような道路です。
この分岐を下に行く道ですね。
絶対行かないように。
この道、周りに人家も何も無い山深い道ですが、道路脇の切り立つような急斜面を見上げると見事な石組みが何段もあって驚きます。
何のための石組みかさっぱりわかりません。
ミステリーですね、徳島は。
写真は何年も前に撮った200万画素カメラのもので写りが悪いです。
だいたい、このへん。
正確な位置はわかりません。