記・紀の説話は阿波に実在した（本）

～記・紀の神話は「魏志倭人伝」の邪馬台国を示唆する物語であり、阿波を舞台にした史実だった！阿波から大和への遷都は、なぜ隠匿されたのか？～

たま出版

2006年08月に出版された本ですが、最近他の方のブログで知って購入しました。
古事記や古代の話だけでなく、広く徳島の情報が掲載されていて楽しいブログです。

すえドン♪の四方山話

まだ読みかけですが面白いです。
「日本神話の神々」と同じく、私的には資料(情報）的価値があるからです。
著者自身の仮説の部分ははっきりそう書き、その他の部分は常にその根拠となる様々な文献を提示しながら論を進めるので、読みやすいうえ参考になります。
詳しい紹介は、追って時間があるときに書く予定です。

内容は「阿波古事記研究会」の説と重なる部分が多いので、どちらかがどちらかの影響を受けているのかな？と思いましたが、『すえドン♪の四方山話』に寄せられたコメントによると、この本もほとんどの内容が岩利大閑氏の「道は阿波より始まる」のコピーだと指摘されています。

一般人の私にはどうでもいいことですが。
それよりも単純に、こういった書物が世に出ていて、情報入手が容易なことそれ自体が嬉しいです。
今後、この本からの引用で記事を書くことも増えそうです。

しかし、こうなったらいよいよ「道は阿波より始まる」も入手しなければいけませんね。