ブログ上でお知り合いになれた阿波野ひみ子さんが、本を出されたというので、読ませていただきました。
内容的には、ご本人のブログの記事から選び出されたエッセイです。
内容的には、ご本人のブログの記事から選び出されたエッセイです。
私は、他人様の人生などにはあまり興味がなく、そのテの本は、ほとんど読んだことがありません。
大山倍達や今東光の若いころの話を書いた文章には、少年のころ、体を熱くして読み入りましたが、彼らはある種の超人で普通の人間の物語とは違います。
大山倍達や今東光の若いころの話を書いた文章には、少年のころ、体を熱くして読み入りましたが、彼らはある種の超人で普通の人間の物語とは違います。
この本は、内容もよく知らずに読み始めましたが、読み始めると止まらないのです。
仕事の合間合間に読んだので、本を閉じるのが大変でした。
仕事の合間合間に読んだので、本を閉じるのが大変でした。
「たぐい稀な半生記」と、出版社の紹介文にありますが、失礼な表現ですが、そのへんのテレビドラマなんかよりもよっぽど面白いです。
面白いと書いては怒られますが、「惹きこまれる」という意味です。
面白いと書いては怒られますが、「惹きこまれる」という意味です。
そして、本が面白いのは、やはりその文章力にあるのでしょう。
「下手な小説より面白い」と感じたのですが、なるほど、本の前半部は小説として書いているのだと後記に解説してあり、納得しました。
「下手な小説より面白い」と感じたのですが、なるほど、本の前半部は小説として書いているのだと後記に解説してあり、納得しました。
天は、人間にいろいろなものを与えますが、様々の試練を与えながらも、同時に周囲の人間にも恵まれているのは、ひとえにひみ子さんの人間的魅力のせいでしょう。
私ももっと前向きに生きようと思わされた本でした。
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