第二のふるさと 大阪「新世界」

所用があって大阪へ行きました。
幼いころから行きなれた街です。

通天閣、づぼらや、刺青モンだらけの銭湯、地べたに転がる浮浪者たち、
やたらと背の高い辻辻に立つオカマ、動物園、左右がそろわない片側だけの靴を売っているガード下の露店。

いまはすっかり小奇麗になりました。
無くなった店の方が多いですが・・・。

ジャンジャン町をよく歩きました。
親戚が店をやっていたのです。
小学校低学年くらいの頃からカウンターに腰かけてビールを小瓶で飲んでました。

今は約半数が立ち退いてさみしいものです。
残っている店の大半は４０年前と変わりません。

今の新世界は、右を見ても左を見ても串カツ屋だらけですが、昔は「八重勝」と「てんぐ」だけでした。
今は行列のできる店として有名です。
私にとっては、大阪＝新世界。都会＝新世界。
ジャンジャン町の店の味＝大阪の味、でした。

ジャンジャン町の通天閣側入り口の角に立ち飲みジュース屋があります。
昔は大きめのグラスに入れてくれました。
いつもミルクセーキかバナナジュースを飲んでましたが、こんなにうまい飲み物は他にはない、と思っていました。
以前行った時には、紙コップで営業していたので懐かしくて立ち寄りました。
メニューも変わっていましたが。
今回はシャッターが閉まっていました。

田舎も景色が変わってしまったし、私が一番ノスタルジーを感じる場所です。