空と風

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C型の急性肝炎でした

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ちびツバメ達も大きくなりました

原因不明のまま肝炎の治療を続けていましたが、再検査の結果、正体が判明しました。
「C」型ウイルスでした。

C型の急性肝炎というパターン自体が珍しいのだそうです。
というか、ウイルスが体内に入って、発症すればその時点では「急性」なのですが、C型の場合は症状が軽いためにそのことに気付かず、そのまま「慢性化」することがほとんどなのだそうで、私のようにはっきりとした急性肝炎の症状では、通常A型を疑うもののようです。

さらには、C型肝炎というものは血液感染なのですが、ウイルスが発見される以前の「輸血」や「使いまわしの注射針」などを使った各種の医療行為、針治療、刺青などで広がったものが大半で、90年代からは「新たな感染例はほとんどみられない」というのです。


私は、そのC型肝炎ウイルスを、最近、どこやらから体内にいただいたということなのですが、さっぱり思い当たるフシがありません。
ようするに、C型ウイルスを持った他人の血液が、私の体内に入って初めて感染するわけですが、
C型はB型と比較しても、血中ウイルス量が1/2000という少なさなので、通常の生活のなかで感染するということはほとんどありえないのです。

たとえば、今の私の血液を仮に誰かが触ったとしても、それだけでは感染しません。
触った部分に傷があったりすると、皮膚の下に入って感染する可能性があります。
医療関係者が、私に使った注射針の先を、つい手を滑らせて自分にぷちっと刺してしまった、としても感染しない可能性のほうが高いという程度のしろものなのです。
先生に伺うと「逆算して、2月ごろ感染した可能性が高い」と言うのですが、人様の血には私は一切触れていないのです。
当初自分で原因を考え、(前の病院での院内感染しか考えられない)と思っていたのですが、2月となると、もうお手上げです。

うちの「はな」が死んだとき、出血は少なかったですが、若干は私の手に血が付いた可能性はあります。
でも、動物の血液からの感染という話しは前例が無いようですし(笑)、手は洗ってますしね。
(手に付いても洗えば何の問題も無いそうです。)

ネットを見ていると、外科手術の助手をしていた女医さんの目に患者の血液の一部が入ってしまい、その患者がC型肝炎ウイルスを持っていたため感染してしまったという事例があり、まあ、いつどんな形で感染するか油断はできません。
私などは、髭剃りで顔を切ってしまうことなど日常茶飯事なので、ウイルスを持った血が付いた手で顔をなでれば一発、という気がしないでもありませんが、そもそも血に触れてないんですから、どこで感染したのかさっぱりわかりませ~ん。

予防のため、これを読んでいるあなたには、こまめに「手洗い」することをお奨めします。
私のパターンは珍しいそうなので、ウイルスの発見が遅れた経緯などを次に簡単にまとめます。