空と風

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なんじゃ?こいつは!?

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先日帰宅したら、見知らぬ猫が駐車場に“でんっ”と座っていた。
時々、2~3匹のノラが、うちの子のえさを狙ってやっては来るのだが、そいつらとは違う。
初めて見る顔だ。

しかも、逃げない。
足元に擦り寄ってきて、ごろんと寝転がって腹を見せる。

う~ん。どっかで飼われてた迷い猫だな、こりゃ。
一目でオスとわかる体格と頭のでかさ。
腹もでっぷりと貫禄があるが、首輪はなく、小汚く汚れていて、臭い。
うちのいなくなった子たちのような外猫だったのかもしれない。

放っておいたら、ここが元から自分の家のような顔をして完全に居座っている。
帰ろうとか、どこかへ行こうというそぶりを見せない。
実に堂々としている。

困ったけど追い出すわけにもいかず、様子を見ることにする。
うちの子たちも、こうやって新たな飼い主?を見つけられていればいいのに、と思う。
こいつのせいで、またうちの子が出て行かないかが心配で、小梅を抱いては
「ここは小梅のおうちだからな。」
「ここで生まれたのはお前だけなんだから、でかい顔してろよ。」
などと、ご機嫌を取るのに忙しい。

こんなど田舎の街でも、今、市が光ファイバー網の構築を進めている。
まずは公的機関を繋ぎ、その後一般家庭にも普及させるそうだ。
いつかは市や町内掲示板とかをみんなが活用できて、
「うちの猫がいなくなりました」とか
「こんなの保護しています」とか、写真をアップして情報収集できるようになるといいな。
この猫、心当たりのある人はいつでも引き取りに来てください。

とりあえず、名無しでは不都合なので名前をつけた。
尻尾が折れた猫は多いけど、こいつの場合は尻尾の先が一回転して渦巻いているので、
徳島らしく「なると」と命名
ま、「なる」と呼ぶことになるだろう。
猫の場合、どんなにイカした長い名前をつけたところで、呼ぶときには二文字くらいに短縮されるものなのだ。
よって、うちでは二文字か、二文字で呼びやすい名前をつけることにしているのである。

決して手抜きではないのである。

「尻尾がうず巻いているから(名前を)“なると”にするよ。」
と、嫁に報告していたのだが、翌日家の外から
「うず~! うず~!!」
と、この子を呼ぶ声が聞こえ・・・・