空と風

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子猫、また保護しました

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夕方、いつもの温泉へ行こうと思ったら定休日だというので、ルートを変更して別の温泉に向かいました。

山の麓付近の幹線道路を走っていると、左端に小動物の姿が見えました。
近づいて子猫だとわかりましたが、1匹が横たわり、他の2匹の子がその子を見守るように覗き込んでいました。

ああ。車に轢かれたんだ。
と思いました。
車に轢かれた兄弟や仲間を覗きこみ、その場から離れられずにいる野良犬や猫や鳥を何度も見かけたことがあります。

それにしても場所が悪い。
このままでは、残った子も車に轢かれるのは時間の問題だ、と放っておけず、車を止めて見に行きました。

数メートルの距離まで近づくと、死んでいたと思った子がむくっと上半身を持ち上げたのです。
はめられました。

しかし、片側1車線の狭い幹線道路の路側帯の白線のすぐ横で、横になって熟睡してるなんて普通ありえないでしょう。
顔のすぐ横をぶんぶん車が通り過ぎるのです。

3匹の脇にはちぎったパンが置いてあり、ここへ捨てられたのだということがすぐにわかりました。
ちょっとでも動物に愛情があればこんな場所には捨てられないだろうにな、と腹が立ちます。

寝ていた子も体力がないようで、一番痩せていて両目もふさがったままです。
当然、そのままにはしておけず、他の場所に捨てるわけにもいかず、連れて帰りました。


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うちへくれば幸せになれるとも限らないのです。
我が家の周辺で他の動物に襲われたり、車に轢かれたり、自分探しの旅に出て帰らない子もいます。
前回保護した子は、すぐいなくなりました。
何かに襲われたか、だれかに連れ去られた(かわいがってくれていればいいんですが)ようです。
「九」もいなくなりました。

辛いので、最近は猫ネタを書いていないのです。

九は両手両足に傷を負って、這うように帰ってきたことがあります。
何かに襲われたか、ワナにやられたか。

先日は、「鳴 ナル」が後ろ足に2本の歯型のような傷をつけてビッコをひいて帰ってきました。
数日まともに歩けませんでした。
九や鳴のような目にあい、我が家へ帰りつけなかった子が、いなくなった子の中にいるのかもしれません。
家(内)猫以外は、飼い猫といえども、生きていくのは大変なのです。

しかも、新顔を連れ帰るのは、群れをつくる犬と違い、元からいる猫たちにかなりのプレッシャーを与えます。


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新顔を引き合わせます。
「月」は、自分よりちび猫を見るのが初めてで、近寄ってさえ来ません。
「小梅」は、あまり歓迎していない様子。
「鳴」は、さっそくマーキングを始めます。

小梅が仲良くしたのは兄弟以外では、九だけで、今となっては鳴とは常に喧嘩、月には本気で攻撃してイジメまくります。

あ~あ。であります。


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もう少し面倒みれば、小奇麗な猫になります。
一番弱っていた子猫も、ミルクを与え、目の周りを拭き取ってやると、今一番元気よく鳴いてます。

毛ヅヤがよくなって男前になってきたらアップの写真を載せます。
誰か、いりませんか?

徳島・香川内なら、どこへでも連れて行きますよ。


(写真は全部携帯で撮りましたが、けっこう見れますね)