空と風

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空と風

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私の股の間です、これ。

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わが家の、おぼっちゃん、クウとフウです。

私が徳島に帰郷する直前に、実家の納屋にノラが生んでいきました。
ノラは真っ白な美人でした。
「戻ったら飼うからオスを1匹とっておいてくれ」と妹に頼んでおきました。

帰ったら「どちらかに決められない」と、2匹のオス猫が家にいました。
残りの3匹はメスで実家が面倒を見ることになりました。

母ねこが死んだからです。
おそらく毒殺です。
普通、猫は死ぬ姿を見せません。道路で車に轢かれているのは猫が多いですけど。
都会でさえ、自然死や病死で死んでいるノラ猫の姿は見ることがありません。

母ねこは、私の実家からすぐの道路の真ん中で、実家の方向に頭を向けて
途中で力尽きたかのように横たわっていました。

農家の中には、犬や猫・野生の動物に畑を荒らされないように、周囲に毒をまく家があります。
私が子供のころ飼っていた犬も、朝玄関で泡を吹いて死んでいたことがあります。

母ねこは、自分が生んだばかりの子ねこが心配で心配で必死に家に向かったのでしょう。
「うちで育てるから安心しろよ」と、横たわる母ねこに私は声を掛けました。

その後、風は原因不明のアレルギー性の病気になり、全身がお岩さん状態になってしまい、
長く完治しませんでした。
外へ出るほど再発の可能性が高まるため、2匹は完全に家(内)猫として育てることになり、
箱入り息子と化したのでした。