空と風

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来るものと居なくなるもの

 
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近所の駐車場で、子猫が腹をすかして泣いていて、餌をやりに行ったことがあります。
人に怯えて、車の下からエンジンルームに逃げ込んで、出てこようとしませんでした。
 
それからしばらくして、突然我が家の車庫に現れ、うちの外猫たちと一緒にごはんを食べるようになった、その時の子猫が、このマルでした。
 
何ヶ月もうちにいて、やっと慣れてきて、声をかけると返事をし、腹がへると足元にすり寄って来るようになりました。
この子が昨日、近くの県道で車に轢かれました。
 
たまたま気づいた嫁が、連れ戻り、埋めましたが、保健所が回収に来る直前でした。
 
オスですが気が弱くてかわいいやつでした。
気がつかなければ、「いなくなったね。どこいったんだろう?」で済んだのに、と嫁が言いますが、そのとおりで、今までも突然いなくなった子たちが数匹います。
猫は様々な理由で家出するものなのです。
 
でも見つけてあげられてよかったと思います。
 
 
 
先日、夜、外で猫の鳴き声がするので、うちの子だと思い、嫁が様子を見に行くと、玄関に見たことのない猫が子猫を連れてやってきていました。
 
その後、隣の廃屋に住み着いたようです。
うちで餌をやってるので、今のところ離れる気配がありません。
ただ、母猫はある程度まで子供を育てると、独り立ちさせようとしますので、これからどうなるのかわかりません。
 
 
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餌を期待してるくせに、近づくと怒ってこちらを威嚇します。
体も小さく、相当若い母猫です。
 
 
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子猫は、黒とトラの2匹です。
うちの、空と風、タケルとナナ、と同じ組み合わせの兄弟猫。
この色柄に縁があるようです。
 
 
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ありがとう、と、言っているようです。
 
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すぐ近くには、長年放置された空き地が林と化していて、ここに狸が住んでいます。
うちにも猫の餌を狙って、度々やってきます。
 
ハクビシンもこのへんをうろうろしています。
こいつらは、小さな猫なら襲って食べちゃうんですね。
猫が外で生きてゆくのは、野生との戦い、車や心ない人間との戦い、本当に命がけです。
チビたちにも、早くたくましく育ってほしいですね。
 
 
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