私の新しいPCのスピーカーの音がひどい件は書きました。
上に書いたように、スピーカーは私の個体の不良だと思っています。
もしかしたら、NECに出せば、スピーカーを交換してくれるかもしれませんが、「こんなものです」と言われそうな気もします。
NECのサポートには、いい印象がないのです。
もしかしたら、NECに出せば、スピーカーを交換してくれるかもしれませんが、「こんなものです」と言われそうな気もします。
NECのサポートには、いい印象がないのです。
さらに輸送中の衝撃などによる二次不調の発生が怖いのです。
デスクトップならば、もっと早く使っていたでしょうが、私はノート派で、家の中でさえ居間やら寝室やら、机の上やら炬燵やらで使いますので、今までスピーカーを別に使うなど考えたこともありませんでした。
しかし、このような状況で、PCスピーカーなるものにはじめて興味を持ちました。
しかし、このような状況で、PCスピーカーなるものにはじめて興味を持ちました。
しかし当然?こんなモノは、標準のスピーカーよりはマシな音が出る、という程度のものだろうと思っていました。
一口にPCスピーカーと言っても、下は1千円くらいのものから上は7~8万円するものまであります。
私がそんな高いものを買うわけもありませんし、ちゃぶ台仕様として、そこそこのサイズでなければなりません。
私がそんな高いものを買うわけもありませんし、ちゃぶ台仕様として、そこそこのサイズでなければなりません。
そこで調べてみると、いくつか良さそうなものが見つかりましたが、中でも評判のいい一品を購入しました。
品番 OWL-SPWL22
オウルテックとは、電子機器や、コンピュータ、周辺機器のメーカーで、その一環としてスピーカーも製造しています。
つまり決して音響機器メーカーではないんですね。
それでどれほどのスピーカーが作れるんでしょうか?
つまり決して音響機器メーカーではないんですね。
それでどれほどのスピーカーが作れるんでしょうか?
アウトレットとはいえ、メーカー直販なのでモノについては安心です。保障も通常の新品と同じです。
色は2種類ありますが、アウトレットモールでは、ナチュラルホワイトしかありませんでした。
届いた外箱の上部角に「つぶれ」がありました。
おそらくこれが、アウトレット化の要因ではないでしょうか?
角打ちというよりは、押しつぶれに見えます。
もう1点は、中の説明書が最初からシワシワでした。
おそらくこれが、アウトレット化の要因ではないでしょうか?
角打ちというよりは、押しつぶれに見えます。
もう1点は、中の説明書が最初からシワシワでした。
肝心のスピーカーは、未開封で全く問題ありません。
ある程度でかいことは分かっていましたが、実物はやはり迫力があります。
スピーカーを持った瞬間、ずしっとした重みがあったので、「おお!本格的じゃん」と思ったのですが、それはアダプターが内蔵されている右側のスピーカーだけで左は軽いです。
スピーカーを持った瞬間、ずしっとした重みがあったので、「おお!本格的じゃん」と思ったのですが、それはアダプターが内蔵されている右側のスピーカーだけで左は軽いです。
見た目は「高級感がある」というネット上のレビューが多いですが、そうは思いません。
特にサイドコントロールパネルが目立つ右スピーカーのルックスは安っぽいです。
それがなければ、倍くらいの価格の製品に見えると思います。
特にサイドコントロールパネルが目立つ右スピーカーのルックスは安っぽいです。
それがなければ、倍くらいの価格の製品に見えると思います。
机の上に置いてみますが、やはりノートPCにはアンバランスな大きさです。
色も私のLC958/SG01(黒)には、合いません。(笑)
色も私のLC958/SG01(黒)には、合いません。(笑)
その机の上の窓枠に置いているオーディオスピーカー、Ortofon Concorde(オルトフォン・コンコルド)105 と比べてみます。
Concorde105は、コンパクトオーディオスピーカーの名品の一つで、10年くらい前に発売されて、私もそのころ買いましたが、今でも人気が高いようです。
OWL-SPWL22のサイズは、143(W) x 177(D) x 256(H)mmですが、Concorde105の 140(W)x 210(D)x 218(H)mm とほぼ同じくらいの大きさです。
Concorde105は、御覧のしょぼいシステムで鳴らしています。
全てばらばらに買った単品5万以下のコンポですが、アンプとプレーヤーはもう1ランクいいものを使うと、このスピーカに合うのではないかと思います。
Concorde105自体も3~4万のスピーカーですが。
全てばらばらに買った単品5万以下のコンポですが、アンプとプレーヤーはもう1ランクいいものを使うと、このスピーカに合うのではないかと思います。
Concorde105自体も3~4万のスピーカーですが。
同じ視聴位置に座ったので、同じCDを、まずConcorde105で聴いてみます。
ロドニ−・ウィテカ−のベースがブンブン響きます。かっこいいです。
ロドニ−・ウィテカ−のベースがブンブン響きます。かっこいいです。
下のCD収録の曲とは違います
で、次にCDをPCのドライブに入れ、OWL-SPWL22で聴きます。
なんてこった・・・。
すげえ、いい音がします!
こんなに安いのに?
こんなに軽いのに?
思うにこのスピーカー、アコースティックな音源には相性がいいんではないでしょうか?
申し訳ないが、私のしょぼい耳には、Concorde105よりもいい音に聞こえます。
音質が私の好みということもあるでしょう。
Concorde105が出たときにも、同じくらいのコンパクトスピーカーで人気を2分する他社の製品がありましたが、どう聴き比べても私はその音がいいとは思えませんでした。
決定的に違う点を挙げれば、目をつぶって聴いたとき、Concorde105はすぐ前にスピーカーが2つあって、そこから音が出ている、という感じが強いのに比べ、OWL-SPWL22はスピーカーの存在を感じさせないのです。
つまり空気感というか、空間というか、音場というか、オーバーに言うと目の前で楽器がなっているような感じがします。
もちろん高級オーディオのような生演奏のような迫力はありませんが、その空間をコンパクトにして目の前に置いたような感覚です。
決してサウンドエフェクトのような人工的な音の広がりではありません。生々しいです。
ただし、私はあくまで、PCスピーカーとして聴いています。
どういうことかといえば、あくまで、手を伸ばせばキーボードに手が届く距離にPCを置き、その左右にスピーカーを配置し、その位置関係でうるさく感じない音量で聞いています。
どういうことかといえば、あくまで、手を伸ばせばキーボードに手が届く距離にPCを置き、その左右にスピーカーを配置し、その位置関係でうるさく感じない音量で聞いています。
PCスピーカーとは本来そういう使い方をするものでしょう。
音にうるさい人が、このような製品を批判する時には、もっとオーディオ製品のような使い方、聴き方をしていると思います。
これで、4千~7千円!!?
PC標準のスピーカーの100倍いいですよ。
本当はいい音なのに、それを知らずに標準スピーカーで聴いているっていうのは、もったいない話ですね。