空と風

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花見(八百萬神之御殿)

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最後のワンチャンスで花見してきました。
八百萬神之御殿(宗教法人)という施設の敷地(境内?)というか、ひとつの山が大量の桜の木で覆われています。

雑誌やネットの記事によれば、その数5千本~2万本。
実数は不明ですが、まあ、とにかく“いっぱい”ということです。
八百萬神之御殿」の名にふさわしく?桜もヤオヨロズです。
日本において“八”の数字は、末広がり・アンフィニの意味を持ちます。
「八百屋」は八百の品を置いているのではなく“いっぱい”の品を揃えているという意味です。
「八百萬(やおよろず)」は、“数え切れないくらい無数”という意味と言われます。

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以前は無料で開放していたそうですが、拝観料として千円必要です。
いたしかたないことでしょう。

駐車場がありますが、止めきれないため下の駐車場で順番待ち待機させられます。
上に上がる道路は道幅が狭く、車が対抗できそうにないこともあり、空きが出来た分の台数だけ
片側通行で行き来させるシステムで、そのための警備員が数人雇われていました。

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道は一部未舗装で、全体に狭く路面状態は悪く、いい車で来るのはおすすめできません。

立派な本殿や不動明王像などが花見客を出迎えます。
単体の宗教施設なので、管理上の理由から飲食飲酒はできません。
そうでもしないと、ゴミを捨てて行く心無い人が多いのでしょう。

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空は霞んで今ひとつでしたが、澄んでいれば下の町並みや反対側の山脈が見渡せて、眺めのいいところです。
向こうに見える屋根が本殿です。スケールが分かるでしょうか?
桜は散り始めという感じでした。

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桜の苗木を敷地内のあちこちで大量に育てていました。
まだまだ植林するようです。
通路の両側を桜が覆っている箇所は全体の一部分で、それが東京の青山墓地のような桜のトンネルになったら、また一段と魅力が増すかもしれないと思いました。

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帰路の急坂を下る。