空と風

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吉備路を往く

 
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前回のB級グルメ倶楽部からの続きです。
日生の「海の駅しおじ」と併設する「五味の市」では、掃いて捨てるほど焼いて食わせるほどカキが売られていました。
海の駅では炭火で焼いて食べることができます。
五味の市ではご覧のようなソフトクリームまでありました。
考えるより食べてみて!! とゆーとります。
 
さて、日生を出た私たちは宿をとった倉敷へ向かいますが、その道中には、備中国一宮、式内大社、吉備津神社が鎮座しています。
当然、素通りするわけには行きません。
備前市伊部(いんべ)の地名など、横目で見つつ、岡山市へ向かいます。
 
 
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吉備津彦の住居跡と云われる吉備津彦神社の前を過ぎ左手を見ていると非常に気になる山がありました。
何かをびんびん感じます。
この山が御神体か?と思いましたが、その山をぐるっと廻るようにして裏側に出ます。
写真は裏側(あくまで私の進行順路から言った表現)から見た、その山です。
 
これを通り過ぎ、更に進むと峰続きのなだらかな山があり、吉備津神社が姿を表します。
 
 
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なだらかな山というのが、吉備の中山、でした。
大吉備津彦命は、中山に埋葬されたと云われています。
 
その向こうにも三角形の山が見えますが、そうすると先ほどの山とこの山で中山を挟むように守っているのでしょうか?しかし、向こうの山からは何も感じません。(霊能者かよ)
 
 
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後ろに見えるのが中山(ナカの山、でしょう)で、その麓が吉備津神社になります。
 
 
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徳島県人よ、よく読みなさい。
境内という神域には車を乗り入れてはいけません。
当たり前じゃないか。バチあたり共めが。
 
 
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広いです。
個人的には、一番奥の「滝宮」も当然気になりますが、見たところ、私が追っている滝の宮とは違うようでした。
(だから、霊能者かよ)
 
 
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正面には、通常の形をした鳥居がありません。
徳島・香川でポピュラーな、二柱に注連縄を垂らした鳥居です。
 
鳥居の向こうに見えるのが、国指定重要文化財随身門です。
と、これを書いていて気づきました。
この北随身門の先に、拝殿と本殿がこちらを向いています。
つまり社殿が北向なんですね。珍しいです。余程の理由が必ずあります。
 
 
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この北随身門や拝殿、本殿は、室町時代からそのまま改修もされずに現存しています。
それ以前には2度ほど火災の記録があるそうです。
ここから上の絵馬殿に向かうと、もうその建築様式の素晴らしさに圧倒されます。
「かっこいい~!!」と思わず叫んでしまう私。
 
 
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写真ですと建物のサイズが伝わらないので、比較用に立ってみました。
絵馬殿と、その向こうに見える大きな注連縄の先が拝殿です。
 
 
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反対に、絵馬殿から北随身門を見下ろしたところです。
 
 
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続く。
 
 
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