空と風

旧(Yahoo!ブログ)移設版

夏の温泉は

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塀と激突しました。
和風の表面がざらざらした塀だったので擦り傷だらけになりました。
 
 
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酔っていたわけではありません。
手元を見ながら、自分ではまっすぐ歩いているつもりだったのに、斜めに進んでいたようで、激突して一瞬何が起こったのかも分かりませんでした。
人が見てたら、「どんだけトロい奴やねん」と、笑われたでしょう。
仕事による疲れのせい、と言っても普通は理解してもらえないでしょうね。
 
腕は傷痕だらけで、古い傷もどれがいつの傷だったかわからなくなってきました。
それで思い出した、若いころの話を「あの日の思ひ出」に書いてみようかと思います。
 
 
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夏の休日は、日中に露天風呂のある温泉へ疲れを取りに行きます。
日光浴が一つの目的です。
 
この温泉の南に見えるのは、伊射奈美命が眠る高越山です。
 
 
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この温泉の真南には、玉依姫命を祀る下加茂神社が在ります。
 
以前は何も知らず能天気なものでしたが、阿波の歴史を知ってしまった今となっては、こんなところの屋外で素っ裸になるのはどうなのか?不敬じゃないのか?
と、不安になるのですが、裸で神社の前を横切ったら天罰が下るでしょうが、このくらい距離が離れていればゆるしてもらえると信じることにします。
 
下の写真は、本当の「吉野宮」のあった辺りにもなります。
すぐ裏手には、吉野宮周辺の特徴である「滝」も現存します。
 
文献によれば、吉野宮は「伊予国」(愛媛県)から日帰りで行ける距離にあります。
愛媛も西予だと、この辺りから高速を車で飛ばしても、2~3時間かかるのです。
 
古代の船と歩きで畿内まで行けるわけがありません。
 
などと、今は数年前と違って、そんなことを考えながら、千数百年前の周辺の景色と人々の様子を想像しつつ風呂に入るのであります。