御祭神 天佐自之和氣大神 (徳島県神社誌)
創立年代不詳。
御祭神については複数の説がある。
徳島県神社誌によれば、社名のとおり、「天佐自之和氣大神」と記す。
『式内社調査報告』によれば、もとは、「日子刺肩別尊一柱」。
ただし、『名神序頌』(メイシンジョショウ) (岡本監輔・オカモトカンスケ 1839 − 1904) には、「旧号を高木権現と云ふ」とあり、御祭神が「高木神」すなわち、「高皇産霊尊」であったと見られる。
他に、式内社天佐自能和氣神社に比定される社はない。
これを受け(おそらく)、明治3年、社号を「天佐自能和氣神社」と改称。
社伝によれば、もともと高木権現は、洪水により鮎喰川上流から高崎村和気に流れ着いたのだと云う。