よく通る香川の山道に不思議な伝説を見つけました。
何年も通っていたのに、気づいたのは数か月前です。
普通に車を走らせていたのでは絶対気づきません。
何年も通っていたのに、気づいたのは数か月前です。
普通に車を走らせていたのでは絶対気づきません。
実はその近くに、もう一か所不思議な場所を、昨年偶然に見つけたことが関係しています。
道から少しそれた場所に汚れて古ぼけた案内板が立っています。
道から少しそれた場所に汚れて古ぼけた案内板が立っています。
普通はそれがたまたま視界に入っても、気にも留めずに通り過ぎるでしょう。
車を降りていって、それを読んで、「こんな伝説が残ってるんだ」と感心しました。
車を降りていって、それを読んで、「こんな伝説が残ってるんだ」と感心しました。
八代龍王社
フルック谷 ガーラ渕
伝説
昔此の辺り一面昼尚暗き大密林にして フルックの大群が住み 雄渕雌渕??成?
廻り一里の底無しの淵には人喰いガーラが住み
其の身の丈一丈(約3メートル)有り 尾は槍の如く二本の鎌は長刀の如く
何れも鋭く光り 頭は青く眼は鋭く光り 二本の角は八又となり 口は何時も生血で真赤に染まり
人を尻から喰ふので尻抜きガーラと人より恐れられ 密林に入る者はなかった。
廻り一里の底無しの淵には人喰いガーラが住み
其の身の丈一丈(約3メートル)有り 尾は槍の如く二本の鎌は長刀の如く
何れも鋭く光り 頭は青く眼は鋭く光り 二本の角は八又となり 口は何時も生血で真赤に染まり
人を尻から喰ふので尻抜きガーラと人より恐れられ 密林に入る者はなかった。
以下略
フルック、ガーラ とは、まったく聞きなれない名前で、正体が分かりません。
立て札から周りを見回しても何も見えず、細道を奥へ歩いてもそれらしいものはありませんでした。
首をひねりながら帰ろうとすると、せせらぎの音が聞こえるので音のする林の中を覗き込むと、奥に祠のようなものが見えました。
首をひねりながら帰ろうとすると、せせらぎの音が聞こえるので音のする林の中を覗き込むと、奥に祠のようなものが見えました。
林を降りていくと水の流れがあり、その向こう岸の神秘的な形の大岩の上に祠が見えました。
後ろは竹林になっていて、光の加減が神々しさを感じさせます。
後ろは竹林になっていて、光の加減が神々しさを感じさせます。
ここは地図を載せないでおきましょう。