下調べは万全である。
脳内ナビゲーションで全く迷わず現地に到着する。
目の前に「元祖 たこ判」の看板とオレンジ色の平屋建て。
脳内ナビゲーションで全く迷わず現地に到着する。
目の前に「元祖 たこ判」の看板とオレンジ色の平屋建て。
ん?
違うぞ。
テレビで見たのはこんな建物ではなかった・・・。
違うぞ。
テレビで見たのはこんな建物ではなかった・・・。
小前美容室! |
そういえば、テレビでは「美容室もやっている」と言ってたな。
目の前の看板とお好み焼き屋、その駐車場。
その隣に建つ美容室。
この光景で、迷わず左の店へたこ判を求めて行く初心者がいるとは思えない。
ここでしたとさ。
実は最初、その建物の向いに車を止めて角の建物へ歩いて行ったのだ。
店の入り口上部の看板には「パーマ」の文字。
わかるかい!
はじめて行く人は隣りと間違わないように。
実は最初、その建物の向いに車を止めて角の建物へ歩いて行ったのだ。
店の入り口上部の看板には「パーマ」の文字。
わかるかい!
はじめて行く人は隣りと間違わないように。
ここで焼きます |
メニューいろいろ |
焼いてもらうには約30分待つ必要がある。
一番人気の「卵たこ判」だけは、作り置きがあってすぐに持って帰れる、と無愛想なおばあちゃんが言う。
店内のテーブルで食べることができるが、どうやら持ち帰りのお客さんが多いらしい。
ここで食べると言うと「ああ、食べるの?」という反応で皿に出してくれた。
ここで食べると言うと「ああ、食べるの?」という反応で皿に出してくれた。
「卵たこ判」は、値上がりして120円である。
味についてはとやかく言うまい。
嫁は涙を流して「うまい」と言っていた。
味についてはとやかく言うまい。
嫁は涙を流して「うまい」と言っていた。
北海道から沖縄まで、日本中から食べに来たお客さん達の「うまかった」という寄せ書きの数々である。
たしかに店の奥は美容室であった。
自分用と実家用のおみやげを持ち帰りで頼んで、嫁が「おいしかったです」と言うと、
嬉しそうに、にこ~っと、おばあちゃんが初めて笑った。
その笑顔の可愛いこと。
おまけ(秘密)まで付けてくれた。
自分用と実家用のおみやげを持ち帰りで頼んで、嫁が「おいしかったです」と言うと、
嬉しそうに、にこ~っと、おばあちゃんが初めて笑った。
その笑顔の可愛いこと。
おまけ(秘密)まで付けてくれた。
持ち帰りは写真手前に映っている段ボール箱に詰めて渡してくれる。
天気が悪いにもかかわらず、後から後から客が訪れる。
これだけ客が来ると、おばあちゃんも大変だろう。
来店した人は一声「おいしかったです」「ありがとう」と声をかけてもらいたい。
また行きます!
天気が悪いにもかかわらず、後から後から客が訪れる。
これだけ客が来ると、おばあちゃんも大変だろう。
来店した人は一声「おいしかったです」「ありがとう」と声をかけてもらいたい。
また行きます!
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