空と風

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脱走対策

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「田舎は暮らしやすい」 とか
「田舎は物価が安い」  とか

いろいろ言われますけど、必ずしもそんなことはありません。
仕事は少なく、賃金水準は低く、物は高く、品揃えやサービスのレベルは低く、徳島にいたっては下水道普及率が日本で最低、家を建てるにも大枚叩いて浄化槽を設置しなければならず、その管理費も年間数万円。

除草とムカデ退治に追われ、家中の窓という窓に虫の侵入を防ぐための網戸を付けなければなりません。
東京だと夏でも窓全開で涼んだり景色を見たりできるのに、田舎は全て網戸越しの風景です。
ただ、昔は青い網戸が多かったですが、今は視覚的に邪魔になりにくいグレーが主流です。

田舎に戻ってまずびっくりしたのが、夏のコンビニのガラスに張り付く数え切れないほどの虫でした。
昔はコンビニなどというものはなかったですから。
コンビニはガラス張りと明るさが"売り"ですから、格好の虫のターゲットになるのです。
あのおぞましさを見れば、どんな都会人でも網戸の必要性を痛感することでしょう。

で、うちの坊ちゃんたちは、重いサッシでもカリカリとツメでこじ開けますから、網戸だけの状態にしておくと、あっという間に脱走します。
そこで、うちは写真のように防犯用のロックを家中の網戸に付けています。
両面テープで貼るだけの、安価な補助用のロックですが、これで彼らの技で開けることはできなくなりました。


ただ、ときどきジャンプしてツメでぶら下がるので網はボロボロです。
二人で大運動会を開催して、家の中を走り回ったあげく、網戸に体当たりして曲げたり枠から外したりして隙間から脱走することもあります。
ここまでくると、対策は「言って聞かせる」だけです。