空と風

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皇太子殿下が美馬市を行啓されます

 
竹田恒泰氏が講演に来県されますが、なんとその数日後には、皇太子殿下が、徳島県を行啓されます。
今回は、開催中の、第27回国民文化祭・とくしま2012 に御出席されるのですが、御滞在2日のうち1日はなんと美馬市を御訪問されます。
 
なぜそうなったのかは不明ですが、美馬市が進んでお招きしたというようなことだけはないでしょう。(笑)
全くの想像ですが、殿下側からの希望ではないでしょうか?
 
宮内庁皇宮警察から、徳島県徳島県警に連絡が来て、美馬市と脇町警察は大騒ぎというのが実情でしょう。
 
 
市長 どこへご案内したらええんじゃ!
 
職員 う~ん。うちの町で観光といえば、○○○の○○しかないでしょう。
 
市長 その他は?
 
職員 う~ん。 ありません。
 
市長 あほかー!! 時間が持たんわ! なんか考え!
 
職員 四国一の清流、穴吹川はどうでしょう?
 
市長 お。ほれ、ええのう。
 
県警 警備上の理由からお断りします。
    第一、この時期に川遊びしていただくとでも言うんですか?
 
市長 う~ん、困ったのう。
 
職員 ここはやっぱり、○○○○○さんにお願いして、日本一の○○○○をご覧頂きましょう。
 
よっしゃ。それでいこう。
 
 
 
涙ぐましい様子が想像できます。
 
阿南市を行啓されたおり、八桙神社 に参られたように、本当は、殿下は、皇室ゆかりの式内社へ往かれたいのです。
 
今回のご訪問先位の南、目の前には高越山がで~んとそびえます。
真南の山の向こうには、やがていつかは殿下に麁服(あらたえ)を貢進する三木家があります。
美馬郡(旧)には、日本唯一の式内社、伊射奈美神社、倭大国玉神・大国敷神社、などがあります。
 
詳しい行程をネットで拡散する気はないので書きませんが、某式内社の前を通過したりもします。
 
殿下が知識として、これらをご存じないわけがなく、その御立場を考えるならば、どういうお気持ちで美馬の地を踏むか、想像できないほうがおかしいというものです。
 
しかしながら、上記の式内社は八桙神社と違い、全て論社となっており、殿下がその一社に参られることは難しいと言えます。
論社にお墨付きを与えてしまうおそれがあるからです。
他の論社を推す人、氏子の方々を考えれば、それはできません。
そうやって、常に皆のことを慮るのが、現代の皇室なのです。
まことにお辛い立場を日々お過ごしになられ、頭の下がる思いがいたします。
 
おそらく、心のなかで神々に祈られるのではないでしょうか?
徳島県美馬市には、せめてしばらく、お静かにできる時間と場所を用意していただきたいものです。