こんな神社は、そっとしておいたほうがいいというのが本来の私の考え方ですが、ここまで行こうというような人はミーハー感覚ではないと信じて書いています。
こんな山奥でも、空き缶を始めゴミがけっこう捨てられています。
しかし、人が全く訪れないようになったら、この神社の磐境はもっと荒れ放題になると思うと、どちらがいいのかわからないのです。
観光化しているような神社だったら、石尾神社などは凄いことになっていると思いますが、阿波の古代史が一般的に認知されず、アクセスもこんな場所では、この先も限られた人々しか訪れないでしょう。
かろうじて道と呼べそうな道を登っていきます。
こうなると、どこが道だかわかりませんね。
ここで嫁が素敵なものを発見しました。
爪とぎの跡ですね。
まだ新しいです。
ホシはまだ、そんなに遠くに行っていないぞ、という感じです。
うちの猫たちも、しょっちゅう爪とぎしますが、こんなに豪快にはやりません。
もう1本みつけました。
しかし、両方とも私の腰の高さくらいです。
子グマかな?
たいしたことねえな。
と思ったら、嫁が「これ見て!」といいます。
私の顔の高さ、さらに頭上にも、爪の跡があります。
私は177cmです。
グリズリーかよ?
はたして二人は生きて帰れるのでしょうか?
(続く)