本場高知の「カツオのたたき」は

にっぽんの夜明けは近いぜよ

高知といえば、「坂本竜馬」。

どこへ行っても、竜馬　竜馬　竜馬。

と、カツオ　カツオ　カツオ

です。

次が、クジラと四万十あたりかな。

高速のＳＡは、竜馬グッズでいっぱいです。
車のリアガラスに付ける「坂本竜馬が乗っています」というメッセージプレートは笑えます。

高知市内で有名な「ひろめ市場」へ行きました。

いわゆる、屋内型の疑似屋台村です。
土日はたいへんなにぎわいだそうですが、平日だったのでゆとりがありました。

クジラ料理もいっぱい並んでいますが、今海で見てきたところなのになぁ。
食えねえや、ということでカツオのたたきにしました。

たたきというのは、表面を火で焙った刺身のことです。
なんでそれを「たたき」というのかはわかりません。

実は、私も嫁も、カツオのたたきは今まであまり好きではありませんでした。
でもまあ、せっかく高知に来たんだから、とチャレンジしたのです。

ひろめ市場のほとんどの店でカツオのたたきを扱っています。
市場の外のアーケード街に出ても同様ですが、どこがうまいのか？さっぱりわかりません。

で、まあ、私のような初心者が一番利用しそうな無難な構えの店で注文しました。
「たたき」の実演調理をやってます。

これは“塩”ですな。　タレもうまかったす

私が間違っておりました。

うまいです。
今まで徳島で食べたものとは全く違いました。

味・食感、まるで違います。
新鮮さ、調理法、食べ方や薬味、何もかもが違うのでしょう。

嫁もあれ以来、ネットでカツオのたたきの通販ばかり眺めてます。
高速で行けばすぐだからまた食べに行こう、とかのたまいます。

もともと好きだった母親も、おみやげのたたきを食べて感動しています。
「こんなにおいしいのは今まで食べたことがない」
と。