空と風

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HACHI 約束の犬 予告編

見たい映画があって、映画館のHPを検索していたら、ハチの予告編を見つけ、見たところ、
それだけで涙が出てきました。
youtubeで同じものを探したら、寄せられたコメントに「これ見ただけで泣いた」というものが複数あって、
笑ってしまいました。
犬好き、猫好きの人間なんて、感性は同じなんでしょう。




ハチ公の話を思うたび、思い出すことがあります。
東京にいたころ見たテレビ番組だから、もう10年前後前でしょうか。

高知の山奥に住む一人暮らしのおじいちゃんと飼い犬の話です。
動物がらみのドキュメントのなかの一話でした。

おじいちゃんは毎朝バスに乗って、街の病院だかどこだかに行ってしまうのです。
犬はそれを見送って、そのまま停留所の小屋で、ずっとおじいちゃんを待っています。

夕方になり、バスの音が聞こえてくるとむくっと起き上がり、迎えに出ます。
おじいちゃんがバスから降りてくると大喜びで体をくねらせます。

それを見たとき、もうたまりませんでした。
このじいちゃんが、もしコロっと逝っちゃったら、この子はどうなるのか?

(失礼)

家で逝っちゃった場合、街で逝っちゃった場合、いろいろ想像して、その犬を思ってヘビーな気分になりました。

そうです。
じいちゃんより犬が気がかりなのです。
今あの犬はどうしているんでしょうか。

ず~っと、気になっています。