空と風

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dynabook TX/66G 液晶フィルムと画質調整

光沢液晶画面の反射を抑えるフィルムを買いました。

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買ったのは、サンワサプライLCD-154Wです。


他にも数社、同様の製品を発売しています。
大きく分けると、反射を抑える特徴を前面に出したタイプと、若干反射を防ぎながらも光沢表面加工で映像などにツヤを与えるタイプがあります。
前者が2000円前後、後者が4000円前後です。

私が買ったLCD-154Wは、当然前者です。
サンワサプライにした理由は、HPが見やすくて好感をもったこと、HPで貼り方の動画を見られたこと、
ある他社製品では「気泡が入っても液晶を点けると“目立たなくなります”」などと説明しているのに対し、この製品は「およそ一晩の放置で空気が抜けて気泡が消える」とアナウンスしていたこと、などです。

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貼り付けは大変でした。
不器用なもので。

貼り方のコツは、ゴミ・埃を入れないことと、最初の貼り位置合わせです。
充分注意したにもかかわらず、フィルムと液晶の間に小さなゴミが貼りついて、何度も剥がしてはセロテープで取る作業を繰り返しました。

埃をたてないように、一人の部屋で、裸で(笑)そっと作業するのがベストでしょう。
気泡を入れないように貼るのは“不可能”なので、あまり気にしないで、貼り直ししないでいいように位置合わせすることに集中した方がいいです。


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気泡は付属のヘラで押し出すことができます。
気長にゆっくりしたスピードで作業した方がきれいに押し出せます。
大きい気泡の方が押し出しやすいので、最初貼るときに気泡を少なくするように努力する必要はあまりありません。
要領がわからず、私は何度も貼り直してしまいました。

ヘラが付属しているのは、私が見た限りではサンワサプライ製品とエレコム製品だけでした。
このヘラがないとどうにもなりません。
へラというと固いプラスチック製のものを想像しがちですが、作業が進むにつれ変形するような柔らかな素材のモノです。
そうでなければ、フィルムに傷が付くでしょう。
何かで代用するよりも、付属している製品を購入するのが無難だと思います。

作業中は、フィルムの角にセロテープを貼っておくといいです。
気泡を押し出す作業の途中で、どうしても中に入り込んだ小さなゴミを発見します。
全面が密着していると剥がすのが大変なので、角の内側にテープを張っておくとそれを摘みにしてフィルムを浮かせる事ができるのです。

多少の気泡は一日で自然に消えるといいますが、性格が許さないので、徹底的に取り除きました。
ただし、フィルムの端の方が数か所、どうしても浮き上がって密着しません。


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ところが、これも電源を入れている間は、ほとんど目立たないので実用上問題ありません。
今は、よ~く見てはじめて、うっすらと浮いているのが分かる程度にくっついています。

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画質は素晴らしくなりました。
黒も全く反射しません。
ただ、よく見ると表面にざらつきは感じます。
それはそういう製品なのだから当然です。それをなくしたのが光沢液晶なんですから。

フィルムを貼った分、落としていた輝度を最高に上げました。
グラフィックプロパティの色補正は、ガンマ1.0、明るさー33、コントラスト52にしています。
とりあえず、画質設定はこれで終了ですね。
苦労しました。